スコッチグレイン オデッサ ダブルモンクストラップ 修理レビュー|かかとの異音の原因も説明します

ビジネスマンにとって、靴はまさに「戦闘服の一部」ですよね。 

特に40代ともなると、見た目だけでなく、履き心地や耐久性にもこだわりたくなるもの。 

そんな中で、日本製高級革靴ブランド「スコッチグレイン」の靴を愛用している方も多いのではないでしょうか? 

今回は、「スコッチグレイン オデッサ ダブルモンクストラップ」のオールソール修理についてのレビューをお届けします。 

実際に履き続けてきたからこそわかる、修理前の状態やかかとから発生した異音の原因、修理後の変化について詳しく解説しますよ。 

「スコッチグレインの靴を長く愛用したい」「修理の流れを知りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね! 

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スコッチグレインとは

まずは、スコッチグレインというブランドについておさらいしましょう。 

スコッチグレインは、1978年創業の日本製高級紳士靴ブランドで、東京都墨田区にあるヒロカワ製靴が手がけています。 

最大の特徴は、国内で職人が丁寧に仕上げる「グッドイヤーウェルト製法」を採用していること。 

これにより、履けば履くほど足に馴染み、ソール交換をしながら長く愛用できるんです。 

また、高級な革靴といえば海外ブランドが多い中で、スコッチグレインは「高品質な革靴を適正価格で提供する」というコンセプトのもと、日本人の足に合う設計がされています。 

そのため、ビジネスマンにとって頼れる一足になるわけですね。 

「スコッチグレイン オデッサ ダブルモンクストラップ」過去のオールソール履歴

私が所有している「スコッチグレイン オデッサ ダブルモンクストラップ」ですが、2021年7月に購入してからこれまで2回オールソールを行っています。 

1回目のオールソール(2022年7月)

購入から1年経過し、ソールの摩耗が目立ってきたため、初めてのオールソールを実施。 

つま先部分の削れが進行しやすかったので、ラバーソールへの交換を選択しました。 

1回目のオールソールの記事はこちらです

2回目のオールソール(2024年2月)

前回のオールソールから約1年半が経過し、再びソールの摩耗が気になり始めたため、2回目のオールソールを実施。 

2回目のオールソールの記事はこちらです

そして、いよいよ3回目のオールソールを迎えることになります。 

前回のオールソールから1年も経っていないので、カカトのすり減りや靴裏の革のすり減りも少なく、まだまだ履ける状態だったのですが、歩いていると異音がするようになりました。

左のカカト付近から、歩くたびにカツカツとカスタネットのような音が発生するようになったんです。

そこで今回は、かかとから異音が発生していたため、その原因を含めて修理を依頼しました。

「スコッチグレイン オデッサ ダブルモンクストラップ」購入後、3回目のオールソール

スコッチグレインの魅力のひとつは、専門の修理サービス「匠ジャパン」があることです。 

このサービスを利用すれば、公式の修理工場で職人がソールを張り替えてくれるため、安心して長く履き続けられます。 

今回も、前回同様に「匠ジャパン」にオールソールを依頼することにしました。 

修理前の状態

3回目のオールソール前の靴の状態は以下の通りでした。 

– ソールとカカトの摩耗はやや進んだ程度 

– かかと部分から「カツカツ」という異音が発生 

– アッパー(甲革)はまだまだ使用可能 

特にかかと部分の異音が気になり、今回の修理で改善できるのかが大きなポイントでした。 

匠ジャパンの担当者から連絡があり、実際に私が修理に出した靴を試し履きして、確かに音鳴りはする、とのことでした。

音鳴りの原因の判明と修理はオールソールをしてみないとわからないそうなので、オールソールを依頼しました。

前回のオールソール時と変わった点

匠ジャパンの修理費用は「代引き」のみでしたが、今回から「クレジットカード決済」も可能となりました。

修理依頼をすると、スマホにショートメールが届き、URLからカード決済ができます。

現金を用意しなくていいので、より、修理に出しやすくなりました。

異音の原因を調べてみた

スコッチグレインの靴は耐久性に優れていますが、履き続けるうちにかかと部分から異音が発生することがあります。 

今回、修理に出す前に異音の原因を調べたところ、いくつかの可能性が浮かび上がりました。 

1. ソールの摩耗によるズレ

摩耗が進むことで、ソールがわずかにズレて異音が発生することがあります。 

特にグッドイヤーウェルト製法の靴は、履き込むうちにコルクが沈み込み、フィット感が変化するため、音が出ることがあるんですね。 

2. ヒール(かかと部分)の接着不良

かかとのゴム部分がしっかり接着されていない場合、歩行時に摩擦が発生し、キュッキュッと音が鳴ることがあります。 

3. 湿気による影響

靴内部に湿気がこもると、革が柔らかくなり、摩擦音が発生しやすくなります。 

特に梅雨時期などに異音が出やすいんですよね。 

このように、かかとからの異音にはいくつかの原因が考えられるわけですが、果たして修理後に改善されたのでしょうか? 

オールソール完了は3週間後 かかとから異音の原因は?

修理依頼をしてから3週間後、匠ジャパンの担当者様からオールソール完了の連絡を受けました。

気になる音鳴りも解消されたそうです。

異音の原因はやはり「かかとの接着部分のズレ」だったようで、修理によってピタッと密着し、音が消えました。 

履いていくうちに甲革とカカトの取り付け部分が摩擦して、音が鳴っていたのでは、とのことでした。

修理後の状態

修理後の状態をチェックすると、以下のような変化がありました。 

– ソールが新しくなり、グリップ力が回復 

– かかと部分の異音が完全に解消! 

– 履き心地が新品同様に戻り、さらにフィット感が向上  

履き心地も見違えるほど快適になり、改めてスコッチグレインの「匠ジャパン」修理のクオリティの高さを実感しましたね。 

まとめ

今回は、「スコッチグレイン オデッサ ダブルモンクストラップ」の3回目のオールソール修理についてレビューしました。 

ポイントをおさらいすると

– スコッチグレインの靴はオールソール修理をしながら長く履ける 

– かかとから異音が発生することがあるが、修理で解消可能 

– 純正修理「匠ジャパン」を利用すれば、新品同様の履き心地に復活 

スコッチグレインの靴を長く愛用したい方は、オールソール修理を前提に選ぶのもおすすめですよ。 

今回のレビューが、皆さんの靴選びやメンテナンスの参考になれば嬉しいです! 

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