スコッチグレイン ストレートチップ オールソール レビュー 履き出しから1年半後の状態も解説します

ビジネスマンの王道の革靴といえば「ストレートチップ」ですよね。

もっともフォーマルで、これさえ履いておけば間違いない、といえる靴です。

あなたがスーツを着る仕事をしているのであれば、一足は持っているのではないでしょうか。

でも、ストレートチップと言っても、値段もピンキリで何を選んでいいか、わからないですよね。

そこで、以前から私がビジネスマンにオススメしている革靴があります。

それは、「スコッチグレイン ストレートチップ」です。

価格はもちろん、デザイン、メンテナンスのしやすさ、汚れにくさ等、総合的にバランスの良い靴なんです。

革靴は本来、手入れをしながら、永く履き続けるほど、「価値がある」とされています。

新品の靴はお金を出せば買えますが、手入れの行き届いた「自分の足に馴染んだ靴」は、お金で買うことはできません。

「足元を見る」という言葉があるように、革靴の手入れ具合であなたのビジネスマンとしての資質も判断されてしまいます。

ビジネスマンの革靴にスコッチグレインがオススメの理由は、「メンテナンスのしやすさ」もあるんです。

スコッチグレインには専門の修理工房があります。

傷の補修からオールソール(靴底交換)まで、幅広い補修を専門の職人が対応してくれますよ。

革靴はメンテナンスの仕方がわからないからといって、数千円のものをボロボロになるまで履いて、また数千円の物を買う、という人もいるかと思います。

この買い方は「安物買いの銭失い」になってしまいますよ。

そもそも、ボロボロの靴を履いていたら、あなたのセンスも疑われてしまいますね。

革靴もメンテナンスの仕方さえわかれば、こまめにお手入れをして末永く履き続けることができます。

そこで今回はスコッチグレインのストレートチップのなかでも人気の高い「匠シリーズ HG‐0530」を実際に1年半、履いたレビューと、修理の出し方、修理後の状態まで解説します。

メンテナンスの仕方さえわかれば、あなたも高級靴を末永く履けるようになりますよ。

あなたの靴選び、失敗しないためにも、ぜひ最後までご確認ください。

まずはじめに、スコッチグレインとは何か、匠シリーズとは何か、知らないかたは、こちらのページで解説してますので、ご覧ください↓

スコッチグレイン 匠シリーズとは

それでは、スコッチグレインの靴を1年半、履いた状態と修理の出し方、修理後の状態を解説しますね。

スコッチグレインの修理期間・料金

まずは、スコッチグレインの靴を修理に出すといくらくらいの金額になるか、修理期間について解説します。

スコッチグレインの革靴は修理できる!修理内容と修理金額の目安

革靴は履いていくうちに、傷、よごれ、ヒール(かかと)のすり減り、靴底のすり減り等々、どうしても劣化していきますよね。

スコッチグレインの靴は、これらのすべての劣化を専門の工場で修理できます。

修理金額は劣化状況や補修内容にもよりますが、目安を紹介しますね。

・オールソール(靴底交換):13,750円~

・ヒール(かかと)交換:4,950円~

・腰裏直し(かかとの内側の革の補修):3,300円~

その他、ほとんどの靴の修理に対応しています。

ちなみに、オールソールの修理費用には、かかと交換、中敷、靴ヒモ(丸ヒモに限る)の交換、ワックス仕上げ(靴磨き)も含まれています。

かかとだけを交換するなら、オールソールをした方が、お得ですよ。

スコッチグレインの靴を修理に出しているあいだは、日常で他の靴を履く必要がありますよね。

早く戻ってきてほしいところですが、修理の期間はだいたいこのくらいです。

・オールソール(靴底交換):30日~45日

・ヒール(かかと)交換:25日~35日

・腰裏直し(かかとの内側の革の補修):14日~21日

修理までの流れ

 次に、スコッチグレインの靴の修理の出し方を説明しますね。

修理の流れは、とても簡単ですよ。

匠ジャパンへ靴を郵送

まず、匠ジャパンのホームページから「修理依頼書」をダウンロードして、必要事項を書きこみます。

記入した修理依頼書を同封して、修理したい靴を匠ジャパンへ郵送します。

送る際の箱は、なんでもいいですよ。

手頃な箱が見つからない場合は、郵便局で売っているゆうパックの袋がちょうどいいです。

修理内容の打ち合わせ

靴が匠ジャパンに届いたら、担当の方から電話がきます。

どこを直したほうがいいか、教えてくれますので電話で打ち合わせをして修理内容を確定します。

修理内容を決めたら、修理費用と修理期間を教えてくれます。

修理後の靴が到着

修理が終わった段階で、匠ジャパンの方から連絡がきます。                      

配達日を指定しましょう。

修理金額の支払いは、「クロネコヤマトの代引き」となりますので、靴を届けてくれる際に現金払いします。

以上がスコッチグレインの靴の修理の流れです。

それでは実際に、スコッチグレイン ストレートチップの修理前と修理後の状態を説明しますね。

スコッチグレイン ストレートチップ オールソール前

まずは、スコッチグレインストレートチップの修理前の状態を紹介しますね。

購入から1年半経っています。

履く頻度は週に3回、1日おきに履いてました。

↓甲革部分にも、革靴ならではのシワがついてきました↓

↓かかとも、すり減ってきました↓

↓靴底も下地が見えてきたので、交換の時期ですね↓

今回の修理は、オールソール(靴底交換)を依頼しました。

オールソールの値段には、かかと交換と靴磨き、靴紐交換も含まれています。

かかとだけ交換するよりかは、オールソールのタイミングに合わせて、まとめて修理した方がお得になるんです。

そして、靴底は以前と同じ種類「トップゴムレザーソール」を指定しました。

修理期間は40日くらいと言われましたが、36日で、修理完了の連絡が来ました。

配達日時を指定し、クロネコヤマトの代引きで靴が帰ってきました。

スコッチグレインオールソール後

いよいよ、修理後のスコッチグレインストレートチップを紹介しますね。

↓今回は、他の靴も併せて修理に出したので2足分入ってました↓

↓箱の横には、修理内容と金額が記載してあります↓

↓修理後のストレートチップの登場です↓

ピカピカに磨きあがってます。

↓「トップゴムソール」といい、つま先部分がゴムで補強されております↓

爪先の摩耗を防いでくれるんです。

↓コバまわり↓

スコッチグレインの靴はコバが汚れにくいのが特徴です。

いつもキレイなコバを保てるので、見た目もいいですね。

一回の修理代が3万円を超えると、乳化剤をプレゼントしてくれます。

革の栄養補給に定期的に使いましょう。

以上、スコッチグレイン ストレートチップの修理後の状態を紹介しました。

 スコッチグレインオールソール修理まとめ

修理後の靴は、すこし固く感じますが、数日履いているうちに馴染んでいきます。

私は、いくつものメーカーの革靴を履いてきましたが、メンテナンスのしやすさ、フォルム、価格のバランスでいえば「スコッチグレイン」が一番オススメです。

スコッチグレインの靴は革のツヤ、コバの輝きが持続するので、つねにピカピカな状態を保てるんです。

履いているうちに甲革が履き手ならではのシワが出てきて、それがまた魅力でもあるんです。

靴底を定期的に交換して、しっかりとメンテナンスをすれば末永く履き続けることができるでしょう。

あなたも、自分だけの生涯の一足を履いてみてはいかがでしょうか。

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