『Think Clearly』40代からの自己改革に効くビジネス書レビュー【デキるビジネスマンの読書習慣】

40代は、キャリアの折り返し地点。 

仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。 

そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。 

中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。 

成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。 

このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。 

スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。 

ぜひ最後まで読んでくださいね!

『Think Clearly』ロルフ・ドベリ著

今回ご紹介するのは、ロルフ・ドベリ著『Think Clearly』です。 

この本、一言で言うなら「人生のノイズを取り除くための思考の整理術」です。 

「頭の中がゴチャゴチャしているなぁ」と感じる人や、「もっとクリアに判断できたらな」と思う人には、まさにぴったりの一冊ですよ。

本書には、「より良く生きるために、不要な思考をいかに削ぎ落とすか」が、52の短いエッセイ形式でまとめられています。 

各エッセイは2〜4ページ程度なので、通勤中や仕事の合間にもサクサク読めますし、どこから読んでもOKというスタイルがありがたいですね。

印象的だったのは、「感情と事実を分けて考える」ことの重要性を繰り返し説いている点です。 

例えば、ニュースで「〇〇が危険だ」と聞くと、つい不安になりますよね。 

でも実際には、その危険性はごくわずかだったりします。 

私たちは、しばしば“印象”で判断してしまいがちなんですね。 

ドベリは、それを「感情ヒューリスティック」と呼び、冷静な視点で事実を見ることの大切さを教えてくれます。

もう一つ心に残ったのは、「スケーラビリティ」という考え方。 

努力してもなかなか報われない領域と、少しの工夫で大きく成果が出る領域があるということです。 

例えば、毎日10時間働いても収入が頭打ちの仕事と、1時間の工夫で売上が10倍になるような仕組みづくり。 

どちらに時間を使うべきか?という視点を持つだけで、働き方が大きく変わるんですよね。 

まさに、40代ビジネスマンが意識すべき“レバレッジの効かせ方”を学べました。

全体を通して感じたのは、「成功する人ほど、物事をシンプルに考えている」ということ。 

私たちはついつい、「もっと情報が必要だ」「もっと悩まないといけない」と思い込んでしまうんですが、実は“考えすぎないこと”こそが、クリアな判断を生む鍵だったりします。 

これは本当に目からウロコでした。

『Think Clearly』は、そんな風に、普段当たり前に使っている“思考”を見直すきっかけをくれます。 

そして、その思考のクセに気づくことが、仕事にも人生にも、大きな変化をもたらすんですよね。 

なんとなくモヤモヤしていた頭の中が、スーッと晴れるような感覚になりますよ。

特に40代の私たちにとって、「経験があるからこそ、無意識に偏った判断をしてしまう」という落とし穴は避けたいところです。 

本書を通じて、余計な思考のクセや雑音をそぎ落とし、「本当に大切なことは何か?」を見極める力を手に入れてほしいなと思います。

ちなみに、著者のドベリさん自身が、過去に何度も失敗を経験し、そこから「人はなぜ誤った思考をしてしまうのか?」を深掘りしてこの本を書いたという背景も、読んでいてとても共感できました。 

理論だけでなく、実体験に基づいているからこそ、言葉に重みがあるんですよね。

もし、日々の判断や人間関係、仕事の選択において「何か引っかかる」「モヤモヤする」という感覚があるなら、この本はきっとあなたの助けになります。 

自分の思考をクリアにすることで、行動も、そして未来も変わっていくはずです。

ということで、今回ご紹介した『Think Clearly』。 

思考の整理整頓をしたいビジネスマンに、ぜひ読んでほしい一冊です。

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