40代は、キャリアの折り返し地点。
仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。
そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。
中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。
成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。
このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。
スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
『Think Again』
今回ご紹介するのは、アダム・グラント著の『Think Again』です。
タイトルを直訳すると「もう一度考える」。
まさにこの本のテーマは「思考の柔軟性」なんですよね。
人は一度得た知識や考え方にしがみついてしまいがちです。
でも、その“信じて疑わない”態度こそが、成長を妨げてしまう落とし穴なんです。
本書では、「考え直す力」=「リシンキング(再考)」こそが、これからの時代に必要なスキルだと語られています。
とくに、変化の激しいビジネスの世界では、過去の成功体験や固定観念がむしろ邪魔になってしまうこともあるんですよね。
たとえば、グラントは「自分の知識を“完璧”だと思ってはいけない」と説きます。
むしろ、「自分はまだ知らないことだらけだ」と思える謙虚さこそが、学びと成長を加速させるんです。
これって、まさに40代に突入したビジネスマンに刺さる話じゃないですか?
今までの経験や実績に自信を持つのはもちろん大事ですけど、時代や状況が変われば、それを“再考”する勇気も必要なんです。
本書では、考えをアップデートするためのヒントが、実例とともにたくさん紹介されています。
印象的だったのが、「弁護士モード」「説教師モード」「政治家モード」の話。
これは、人が議論するときに陥りがちな3つのパターンなんですけど……
– 弁護士モード:自分の正しさを証明しようとする
– 説教師モード:相手に自分の考えを押し付ける
– 政治家モード:人気を得るために都合よく主張を変える
どれも、思考の硬直を招くクセなんですよね。
ではどうすればいいか?
答えは「科学者モード」で考えること。
つまり、「自分の考えは仮説にすぎない」と捉え、データや新たな情報で検証し、必要なら考えを修正する柔軟性を持つことです。
これ、なかなか難しいことですが、意識するだけで議論の質も仕事の進め方もガラッと変わりますよ。
特に管理職やリーダーの立場にある人には、すごく重要な視点です。
また、リーダーシップについての章も読み応えがあります。
“賢いリーダーは、部下に「間違ってもいいよ」と伝える”というエピソードにはうなずきっぱなしでした。
ミスを恐れて黙っている部下よりも、意見を言い合えるチームのほうが圧倒的に強い。
心理的安全性って、こういうことだったんだなと実感できましたね。
この本を読んで、「正しさより柔軟さ」が大切だと強く感じました。
「過去の自分」に縛られず、「今の自分」を見つめ直す。
そして、「未来の自分」のために思考を更新する。
『Think Again』は、そんなリシンキングの習慣を身につけるための最高のガイドです。
変化の激しい今、そして第二のキャリアを歩み始める40代こそ、「考え直す力」が武器になると思いますよ。
思考をアップデートすれば、人生も自然とアップデートされていくものです。
ちょっとした視点の変化が、大きな成果につながるかもしれません。
この本を読めば、自分の中にある“思い込み”に気づき、それを手放す勇気が湧いてくるはずです。
これまでのやり方に疑問を持ち始めたあなたへ。
『Think Again』は、まさに読むべき一冊ですよ。
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