『自分の中に毒を持て』要約&感想|40代からの自己改革に効くビジネス書レビュー【デキるビジネスマンの読書習慣】

40代は、キャリアの折り返し地点。 

仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。 

そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。 

中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。 

成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。 

このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。 

スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。 

ぜひ最後まで読んでくださいね!

『自分の中に毒を持て』

今回ご紹介するのは、芸術家・岡本太郎さんによる名著『自分の中に毒を持て』です。 

このタイトル、インパクトありますよね。 

でも中身はもっと強烈です。 

読んだ瞬間、胸ぐらを掴まれるような衝撃が走る。 

そんな一冊なんです。

岡本太郎さんといえば「芸術は爆発だ!」の名セリフでおなじみですが、この本は芸術論というより“生き方”そのものについて語っています。 

しかも、とにかく真っ向勝負。 

きれいごとは一切なし。 

甘やかしもなし。 

「君は自分の人生に本気で向き合ってるか?」と問いかけてくる、まさに魂のメッセージ集なんですね。

本書のキーワードは、ずばり「本気で生きること」。 

仕事でも人生でも、「安全な道」や「正解」を求めがちな僕たちに、太郎さんはズバッと言います。 

「無難な人生なんて、退屈すぎるぞ」って。 

「失敗しても、ぶざまでも、自分の信じた道を全力で突き進め」って。

この考え方、40代のビジネスマンにはめちゃくちゃ刺さりますよね。 

責任ある立場になって、失敗が怖くなって、挑戦しなくなる。 

でもそれって、実は“生きてない”のと同じなんだと、太郎さんは喝を入れてくれるんです。

印象的だったのが「“孤独”を恐れるな」という一節。 

他人に合わせすぎたり、波風立てないように生きることが正しいと思っていませんか? 

でもそれって、自分の「毒」を封じ込めてるようなものなんですね。 

「毒」とは、つまり“自分らしさ”のこと。 

それを出さずに生きていたら、面白くもなんともないんですよ。

この本は、読むだけで「よし、やってやるか!」ってスイッチが入るようなエネルギーをくれます。 

たとえ今の仕事や環境にモヤモヤしていたとしても、「自分がどうありたいか」を基準に考え始めたくなるんです。 

言い訳や打算から解放されて、「正直に、熱く、生きてみよう」と思える。 

これって、めちゃくちゃ大きな一歩ですよね。

とはいえ、この本に書いてあることは決して甘くありません。 

むしろ厳しい。 

読んでいて、耳が痛くなることもあるかもしれません。 

でもそれがまた、この本のすごさなんですよね。 

甘やかさないけど、どこか温かい。 

上から目線じゃなく、同じ目線で「一緒に人生をぶち破ろうぜ!」と言ってくれる感じがあるんです。

そして何より、この本のすごいところは「言葉の力」。 

一行一行に魂がこもっていて、読むたびにズドンと響くんですよ。 

たとえば、こんな言葉があります。

「自分が本当にやりたいことなら、どんなにぶざまでもやるしかないじゃないか。」

こんな言葉、会社のデスクで思い出したら泣けてきそうじゃないですか? 

理屈じゃなく、心を揺さぶってくる一冊です。

40代という、大人としての責任と余裕が出てきた今だからこそ、こういう“熱量”のある本に触れる意味があると思います。 

若い頃とは違う覚悟で、もう一度「自分らしい人生」って何だろう?と向き合う。 

そのきっかけに、この『自分の中に毒を持て』はぴったりです。

ビジネススキル本でも、自己啓発本でもない。 

けれど、人生を変える力がある。 

そんな本なんですよね。

気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。 

読むタイミングによって、感じ方が変わる本でもあります。 

でも、今のあなたなら、きっと響くはずですよ。

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