40代は、キャリアの折り返し地点。
仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。
そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。
中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。
成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。
このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。
スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
『イシューからはじめよ』安宅和人 著

この本は一言でいえば、「働き方の質」を根本から見直す一冊ですね。
忙しく働いているのに成果がイマイチ…。
頑張っているのに上司の評価がパッとしない…。
そんなモヤモヤを感じている人に、ぜひ読んでもらいたいです。
著者の安宅和人さんは、マッキンゼー出身の戦略コンサルタントであり、現在は大学教授や政府のアドバイザーとしても活躍する超優秀な方です。
その彼が「知的生産において最も重要なのは、“イシュー”を見極めることだ」と断言しています。
ここでいう“イシュー”とは、「解くべき課題」「本当に向き合うべき問い」のこと。
つまり、「やるべき仕事」を見極める力こそが、成果を出すカギなんですよね。
なぜ「イシュー」から始める必要があるのか?
私たちの日常は、とにかくタスクで溢れています。
メール、会議、報告書作成、プレゼン資料づくり……。
でも、よく考えると「この仕事、本当に意味あるの?」と思うこと、ありませんか?
『イシューからはじめよ』は、そうした「意味のない努力」をバッサリ切り捨ててくれます。
やるべき仕事を絞り込むことで、少ない労力で最大の成果を上げる。
それがこの本の核心なんです。
特に印象的だったのが、「犬の道を選ばない」という言葉。
がむしゃらに頑張ることを“犬の道”と呼び、そうならないために「本当に重要な問い」を見極めろ、と言うんです。
ちょっと衝撃的だけど、ぐうの音も出ませんでしたね。
イシューの見極め方が超実践的
本書では、イシューを見極めるための具体的なフレームワークも紹介されています。
たとえば、「解のあるイシューか?」「自分が解けるか?」「周囲にとって本当に価値がある問いか?」など、
チェックすべき観点が非常にわかりやすく整理されてるんですよ。
これを読むだけでも、普段の仕事の取り組み方が変わってくると思います。
「会議で何を話すか」ではなく、「何を明らかにしたいか」を最初に決める。
「この資料、何の意思決定に使われるのか?」を意識して作る。
そうやって考えるだけで、無駄な仕事がどんどん削ぎ落とされていきます。
40代ビジネスマンにこそ刺さる一冊
この本が特に40代に響く理由は、「努力してきた時間が長い」からなんですよね。
これまでのキャリアで積み上げてきた経験がある分、「がんばる」ことには慣れている。
でも、これからは「どこに力を注ぐか」が重要になってくる。
管理職になったり、後輩を指導する立場になったりする中で、
「自分が動くだけじゃ回らない」「チーム全体で成果を出すにはどうすればいいか?」
そう悩むようになったときに、この本は強いヒントをくれます。
実際、自分もこの本を読んでから、
「やるべきこと」だけに集中する意識がだいぶ変わりました。
忙しさに流されず、本質を見抜く目を養えるようになってきたと思います。
読みやすさも抜群!
ビジネス書って、難しくて読み進められないことも多いですよね。
でも『イシューからはじめよ』は、とにかく構成がシンプルで読みやすいんです。
図解や例も多く、専門用語をできるだけ避けているので、スラスラ読めちゃいます。
しかも、一度読んで終わりじゃなくて、仕事で壁にぶつかったときに何度も読み返したくなるタイプの本です。
一軍の本棚にずっと置いておきたくなる一冊ですね。
まとめると、『イシューからはじめよ』は、
「がんばってるのに報われない」と感じている人や、
「もっと効率的に成果を出したい」と思っている人にとって、最高の一冊です。
40代の今だからこそ、自分の働き方を見直して、
“がむしゃらな努力”から“価値ある集中”へシフトしていきませんか?
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