『エッセンシャル思考』40代からの自己改革に効くビジネス書レビュー【デキるビジネスマンの読書習慣】

40代は、キャリアの折り返し地点。 

仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。 

そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。 

中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。 

成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。 

このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。 

スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。 

ぜひ最後まで読んでくださいね!

『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン著

今回ご紹介するのは、グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』です。 

副題に「最少の時間で成果を最大にする」とある通り、この本は「やるべきことに集中し、成果を出す」ための思考法を教えてくれる一冊なんですよ。 

特に時間やエネルギーが限られてくる40代には、まさに必読の内容です。 

「なんでもやろうとして、結局なにも成果が出ない」なんて経験、ありませんか? 

僕も以前は、会議、資料作り、部下のフォロー、プライベートの用事まで、全部こなそうとして疲れ果てていました。 

でも、『エッセンシャル思考』を読んで、「やらないことを決める」ことの重要性に気づいたんですよね。 

この本の核となる考え方は、「より少なく、しかしより良く(Less but better)」という哲学です。 

つまり、自分の時間とエネルギーを本当に大切なことに集中させることで、最大の成果を出すというもの。 

著者のマキューン氏は、多くの企業やリーダーにこの思考法を提案し、劇的な成果を上げてきたコンサルタントでもあります。 

彼が語る事例の数々は、「やることを増やす」より「やらないことを明確にする」ほうが、実は効率的で価値が高いということを実感させてくれます。 

たとえば、本書では「トレードオフの原則」が強調されています。 

すべてをやろうとするのではなく、「いま、最も重要なことはなにか?」を問いかけ、優先順位を徹底的に絞ることが鍵なんですね。 

僕自身、この問いを持つようになってから、仕事でもプライベートでも“選ぶ勇気”が持てるようになったと感じています。 

それともう一つ印象的だったのが、「ノーと言う力」についての章。 

日本人って、なかなか「ノー」と言うのが苦手ですよね。 

でも、すべての依頼にイエスと言っていたら、自分の時間は他人に奪われてしまいます。 

本書では、丁寧かつ明確に断るための具体的なフレーズも紹介されていて、すぐ実践できるのが嬉しいポイントです。 

また、アウトプットにつながる章も充実しています。 

ただ考えるだけでなく、「行動に移す」ことの大切さが語られており、読んで終わりにしないための工夫が随所にあるんです。 

例えば「90点ルール」なんて、面白くてすぐに取り入れたくなりますよ。 

これは、自分にとって“90点以上”のことだけに取り組むという考え方。 

中途半端な「まあまあいいか」には手を出さないことで、自然と成果の質が上がっていくんですね。 

感想としては、読んでいて背筋がピンと伸びる感覚がありました。 

「自分が選んだ仕事に、自信と誇りを持てているか?」 

「毎日を、ほんとうに意味ある時間として過ごせているか?」 

そんな問いが胸に刺さりました。 

読後には、やるべきことがスッと整理され、頭の中がクリアになります。 

あれもこれも抱え込んでいた日々から、「本当に大事なことだけを大切にする」日々へと切り替えるきっかけになりますよ。 

40代は、自分の人生の舵を自分で握るべき時期です。 

その一歩として、まずはこの『エッセンシャル思考』を読んでみてください。 

きっと、あなたの仕事にも人生にも、余白と集中が生まれるはずです。 

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