『嫌われる勇気』要約&感想|40代からの自己改革に効くビジネス書レビュー【デキるビジネスマンの読書習慣】

40代は、キャリアの折り返し地点。 

仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。 

そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。 

中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。 

成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。 

このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。 

スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。 

ぜひ最後まで読んでくださいね! 

『嫌われる勇気』

今回ご紹介するのは、岸見一郎さんと古賀史健さんによるベストセラー『嫌われる勇気』です。 

この本、タイトルだけ見ると「他人に嫌われてもいいって、ちょっと極端じゃない?」と思うかもしれませんね。 

でも読んでみると、これは「自由に、自分らしく生きるための指南書」なんです。 

本書は、「青年と哲人の対話形式」で展開されます。 

まるで舞台の脚本を読んでいるような感じで、難しい内容もスッと入ってくるんですよね。 

アドラー心理学をベースにしながらも、とても読みやすくて、どんどんページが進みました。 

さて、アドラー心理学の特徴って、他の心理学とはちょっと違います。 

たとえば「トラウマは存在しない」とか、「人間の悩みはすべて対人関係である」とか。 

一見すると刺激的ですが、読み進めていくうちに「確かにそうかもしれないな」と納得できるから不思議です。 

特に印象的だったのが、「すべての行動には目的がある」という考え方ですね。 

たとえば、「怒りっぽいのは性格だから仕方ない」と思いがちですが、アドラー心理学では「怒りを使って相手を支配したい」という目的があると考えるんです。 

つまり、行動は変えられるってこと。 

これは自己改革を目指す40代ビジネスマンにとって、かなり希望が持てるメッセージですよね。 

そしてもう一つ、心に刺さったのが「課題の分離」です。 

これは、「それは誰の課題なのか?」を見極めることで、無駄な悩みやイライラを減らすという考え方です。 

たとえば、上司にどう思われるかを気にして言いたいことが言えない時ってありますよね? 

でもそれって、「上司がどう感じるか」という“上司の課題”なんですよ。 

自分の課題ではないんです。 

この考え方を実践するだけで、精神的にものすごく楽になりました。 

「嫌われる勇気」とは、「自分の信念に従って生きる勇気」のことなんですね。 

他人にどう思われるかを気にしすぎて、いつの間にか自分の人生を生きていない……そんな風に感じていた人にとって、本書はまさに人生を変える一冊になりますよ。 

あと、意外かもしれませんが、ビジネスにもめちゃくちゃ応用できるんです。 

会議で発言する勇気、部下を信じて任せる勇気、間違いを認める勇気……。 

すべて「嫌われる勇気」がベースになっていると思うと、仕事の質まで変わってきますよね。 

読んだ後、「もっと自分らしく生きてみよう」と素直に思えました。 

自分を縛っていた“他人の目”から解放される感覚、これはぜひ味わってほしいです。 

「自己啓発書はちょっと苦手……」という方にもおすすめですよ。 

対話形式なので、哲学の堅苦しさを感じさせず、読み終わる頃には頭がすっきりしているはずです。 

今の自分を変えたい、でもどうすればいいかわからない――そんな悩みを抱えている40代ビジネスマンに、心からおすすめしたい一冊です。 

ぜひ読んでみてください。 

「本当の自由」を感じる第一歩になると思いますよ。 

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