「移動する人はうまくいく」という言葉があります。
以前は「本当にそうなのかな」と半信半疑でした。
でも今回、羽田から鹿児島へ日帰りで行ってみて、その意味を身をもって実感しました。
40代になると、仕事も家庭も忙しくなります。
まとまった休みを取るのも簡単ではありません。
だからこそ、「時間ができたら旅行に行こう」と考えていると、結局どこにも行かずに一年が終わってしまうんですよね。
今回の旅も、本来なら行きたい場所はたくさんありました。
知覧にも行きたい。
桜島も見たい。
温泉にも入りたい。
でも今回は、あえて目的を一つだけに絞りました。
その目的は「永楽荘で食事をすること」。
たったそれだけです。
結果として、この決断が最高の一日につながりました。
羽田から鹿児島へ。条件付きフライトでも行って良かった
いつもの休日、たまたま一日予定が空いたので、前日にANAのサイトから鹿児島行のチケットを購入。
始発で羽田空港へ向かい、6時40分発の便に搭乗しました。
早朝の便だからか、出発ゲートは人もまばら。
当日は鹿児島の天候が悪く、条件付きフライトという案内がありました。
少し不安でしたが、無事に8時25分には鹿児島空港へ到着しました。

飛行機を降りた瞬間、「やっぱり来て良かった」と思いました。
初めての鹿児島、空港に着いたとたん、「違う世界に来たな」と思いました。

ただ、所詮は日本国内。
言葉も通じるので、そんなに不安はありませんね。
空港からはレンタカー会社の送迎バスで営業所へ向かいます。
事前にLINE登録を済ませていたので、手続きは5分ほどで完了しました。
旅行では、こういう事前準備が意外と大切です。
時間を無駄にしないことで、その分だけ現地を楽しむ余裕が生まれます。
仕事でも段取りが大切ですが、旅でも同じですね。
空港からの移動中、山道を走りますが、こんな鹿児島ならではの光景も見えました。
牛さんを運んでる最中。

霧島神宮で心をリセットする時間

最初に向かったのは霧島神宮です。
空港から車で約40分。
私以外の参拝客はチラホラ、すいていました。

鳥居をくぐった瞬間、空気が一変しました。
澄んだ空気と静かな森。

それだけで心が落ち着いていくのを感じます。
毎日仕事に追われていると、頭の中は常に予定や数字でいっぱいです。
でも自然の中に身を置くと、不思議なくらい頭が整理されます。
「また頑張ろう」
そんな前向きな気持ちになれました。

40代になると、体だけでなく心のメンテナンスも必要ですね。
神社巡りは決してスピリチュアルな話だけではなく、自分を整える時間としておすすめです。



偶然の「滝」との出会い
霧島神宮をあとにして車を走らせていると、「丸尾滝」という案内板が目に入りました。
もともと予定には入れていませんでしたし、正直、それまで存在も知りませんでした。
「せっかくだから少しだけ寄ってみよう」
そんな軽い気持ちで立ち寄ったんです。
すると目の前に現れたのは、想像以上の迫力を持つ滝でした。

高さ約23メートルから豪快に流れ落ちる水。
轟音とともに舞い上がる水しぶき。

その場に立っているだけで、大自然のエネルギーを全身で感じました。
丸尾滝は、上流の温泉水が流れ込む全国でも珍しい「湯の滝」として知られています。
写真では伝わらない迫力があります。
私はしばらく何も考えず、ただ滝を眺めていました。
今回の旅で、一番心が動いた瞬間だったかもしれません。
もし予定どおり目的地だけを往復していたら、この景色には出会えませんでした。
ビジネスも人生も同じですが、行動した先には、予定していなかった出会いや発見があります。
だから私は、「移動すること」そのものに価値があると思っています。
目的地だけでなく、その道中で出会う景色や人との出会いこそが、自分の視野を広げてくれるんですよね。
道の駅と肉屋で鹿児島ならではのお土産探し

丸尾滝をあとにして、近くの道の駅へ立ち寄りました。
地元の野菜や特産品を見ているだけでも楽しい時間です。
その土地の日常に触れることができるのは、道の駅ならではの魅力ですね。
続いて空港近くのお肉屋さんへ。

鹿児島といえば黒豚。
そして鶏も有名です。
黒豚と鶏肉を購入し、チルド便で発送してもらいました。

旅行のお土産は、お菓子だけではありません。
家に帰ってからも旅を楽しめる食材を買うのも、一つの楽しみ方だと思います。
永楽荘は鹿児島まで行く価値がある名店だった

今回の旅の目的が、この永楽荘でした。
タクシーで空港から15分ほど。
料金は3,300円くらいです。
2階にあがると、お座敷に通してくれました。
窓から見える山の景色が落ち着きます。

注文したのは、鳥刺し、センマイ刺し、鶏焼き、黒豚のせいろ蒸し。
どれも期待以上でした。

特に鳥刺しには驚きました。
臭みはまったくなく、噛むほどに甘みが広がります。
今まで食べていた鳥刺しとは別物でした。
センマイ刺しも歯ごたえがあって、うまみが広がります。

鶏焼きは軽く火を通して半生でいただきます。

肉の旨味がしっかり感じられて、お酒との相性も抜群です。
この、つくねも食感がコリコリして絶品でした。

店員さんに、地元の人に人気の焼酎を聞いて注文しました。

そして一番感動したのが黒豚のせいろ蒸しでした。

脂身が驚くほど甘く、それでいて全くしつこくありません。
口の中でとろけるような食感なのに、後味はとてもさっぱりしています。
「こんなにおいしい肉があるんだ」
思わずそう口にしてしまいました。

焼酎を2杯いただき、お会計は約8,000円。
東京で同じものを食べたら、倍はするんだろうな。
この味を体験できたことは大変貴重でした。

食後はお店の方がタクシーを手配してくださり、そのまま空港へ戻りました。
こうした温かい接客も、旅の思い出になりますね。
あえて目的を一つに絞ったから満足度が高かった
旅行というと、「せっかくだから全部回ろう」と考えがちです。
私も以前はそうでした。
でも今回は違いました。
目的は永楽荘だけ。
だから時間にも心にも余裕がありました。
空港でお土産を選び、居酒屋でゆっくり過ごし、16時35分発の便で羽田へ。


朝に出発して夜には自宅へ帰る。
体力は少し使いますが、満足度は想像以上でした。
これは仕事にも通じる考え方だと思います。
やることを増やすより、本当に大切なことを一つ決めて集中する。
そのほうが結果は良くなることが多いですよね。
ビジネスマンこそ「移動」と「体験」に投資すべき
今回の旅で改めて感じたのは、「体験することには大きな価値がある」ということです。
今はYouTubeやSNSを見れば、全国のお店を知ることができます。
料理の写真も動画も簡単に見られます。
でも、それだけでは本当の価値は分かりません。
現地の空気。
人との会話。
料理の香り。
食感。
その土地の雰囲気。
これらは実際に移動した人しか味わえないものです。
移動には時間もお金もかかります。
だからこそ、その経験は自分だけの財産になります。
40代になると、どうしても効率を求めてしまいます。
でも、ときには効率よりも経験を選ぶことが、自分自身を大きく成長させてくれます。
私は今回、鹿児島まで日帰りで行ったことを少しも後悔していません。
むしろ、「またどこかへ行こう」という気持ちになりました。
30代の自分に伝えたいことがあるとすれば、一つだけです。
迷ったら移動してください。
行きたい場所があるなら、行ってください。
本物を体験してください。
その一歩が、新しい価値観や仕事への刺激を与えてくれます。
人は、本を読んで成長することもできます。
でも、実際に足を運び、体験した経験は、それ以上に自分を大きく変えてくれます。
「移動する人はうまくいく」。
今回の鹿児島日帰り旅行で、その言葉は私の中で確信に変わりました。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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