30代という働き盛りの時期を過ごしているあなたへ。
毎日、仕事に家事に育児にと、目まぐるしい日々を送っていることと思います。
気がつけば、自分のことはいつも後回し。
そんな生活になっていませんか。
私自身も、同じような毎日を過ごしてきました。
だからこそ、今30代のあなたに伝えたいことがあります。
三人の子育てで、わかったこと
私は現在、三人の子供を育てています。
日々、時には厳しく叱り、時には心から褒め、溢れんばかりの愛情を込めて向き合っています。
正直、親として完璧とは程遠いですね。
失敗も多く、反省することばかりですよ。
それでも父親として、常に意識していることがあります。
「子供は親の背中を見て育つ」と実感した瞬間
最近とくに強く感じているのが、「子供は親の背中を見て育つ」という言葉です。
若い頃は、どこか教訓めいた言葉として聞き流していました。
ですが、子供たちが成長するにつれて、この言葉の重みを肌で感じるようになりました。
結論から言うと、子供を育てるということは、自分自身を育てることと全く同じですね。
子供に注意したことは、自分にも当てはまる
子供の行動を見て、「もっとこうすればいいのに」と注意したくなることはありませんか。
実は、その注意点は、自分自身にも当てはまることが本当に多いです。
例えば、食事中の行儀について注意した直後。
「パパだって、さっき同じことやってたじゃん」と言われたことがあります。
その時は、苦笑いするしかありませんでした。
子供は、親が思っている以上に、親の立ち振る舞いを見ています。
言葉よりも行動を、しっかり観察しているんですよね。
我が家の役割分担と父親としての役目
我が家では、自然と役割分担ができています。
母親は、勉強や学校関連、提出物の管理などを中心に見てくれています。
一方で私、父親の役割は、社会に出たときに必要になる「作法」や「心持ち」を伝えることです。
心の状態の整え方や、物事への向き合い方。
子供には少し難しい話かもしれません。
ですが、大人でもできていない人が多いからこそ、早いうちから伝えたいと思っています。
口うるさい父親だという自覚
正直に言うと、私はかなり口うるさい父親です。
部屋を片付けろ。
床にモノを置くな。
使った物は定位置に戻せ。
トイレのドアは最後まで閉めろ。
毎日のように同じことを言っています。
嫌がられることもありますし、根気もいりますよ。
それでも伝え続ける理由
それでも私は、この積み重ねが人を作ると信じています。
そして確信しているのです。
この教えは、いつか子供たちが親になったときに、「あの時、父さんに言われてよかった」と思える日が来ると。
今はうるさがられても、その価値は未来で証明されるはずですね。
言葉よりも行動で示すこと
自分で言うのも照れくさいですが、こんな父親でも子供たちからは意外と尊敬されていると感じています。
それは、言葉だけで命令していないからかもしれません。
私は自分の部屋や職場のデスク周り、服装に至るまで、常に清潔感と整理整頓を意識しています。
「整える」という行為を、日常の習慣として大切にしています。
環境を整えることは、心を整えること
環境を整えることは、心を整えることに直結します。
物が散乱した空間では、思考も乱れ、良い判断はできません。
逆に、身の回りが整っていれば、心には余裕が生まれ、人にも優しくなれます。
子供たちには、どんな困難があっても、自分を整えることで乗り越えられる大人になってほしいですね。
30代のあなたに今伝えたいこと
30代のあなたに伝えたいのは、完璧な親になる必要はないということです。
ただ、子供に求める姿を、まずは自分が体現しようとすること。
それだけで十分ですよ。
靴を揃える姿。
丁寧に挨拶する姿。
黙々と机を拭く姿。
子供たちは、その一つひとつを確実に見ています。
子育ては、自分育て
あなたが自分を磨き、自己改革を続けることは、そのまま子供たちの未来に繋がっています。
子育ては、自分育てですね。
この循環を楽しみながら、一歩ずつ進んでいきましょう。
40代になったとき、成長した子供たちの姿を見て、きっとこう思えるはずですよ。
「あの時の選択は、間違っていなかった」と。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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