「自分には才能がない」と思っていませんか?
あなたは今、自分が本当は何をしたいのか、自分の強みは何なのか、わからないまま日々を過ごしているのではないでしょうか。
そう感じている方は、きっと多いはずですよ。
小さい頃は、「プロ野球選手になりたい」とか、「お花屋さんになりたい」とか、純粋な夢を持っていましたよね。
でも、大人になるうちに、「現実的に考えなきゃ」という社会からの刷り込みや、「自分には無理だ」という諦めが生まれてしまうものです。
その結果、無難な就職先を見つけて、なんとなく働いている人がほとんどだと思いますよ。
「自分の才能は何だろう?」「強みってどうやって見つけるんだろう?」と悩むのは、決してあなただけではない、ということですね。
才能は、あなたの「気になる」の中に隠れている
自分の才能や強みを見つけ出すのは、実はすごくシンプルなことなんですよ。
それは、あなたが普段の生活で「気になる」と思ったことの中に隠れている可能性が非常に高いです。
あなたが、普段の生活で「気になる」と思ったことは、それはあなたの才能である可能性が高いですよ。
なぜなら、「気になる」という感情は、あなたの意識が向かう方向を示しているからです。
才能を見つける簡単なアドバイス
具体的にどういうことか、簡単な才能の見つけ方をお伝えしますね。
それは、あなたが普段生活をしていて、まわりを見て「もっとこうすればいいのに」とか、「なんでこんなことになっているんだろう」と思う点です。
これは、あなたが無意識のうちに高い基準を持っていて、その基準と現状の間にギャップがあるからこそ生まれる感情なんですね。
私の「気になる」は「気づきの才能」
例えば、私自身の話をさせていただきますね。
私は、外食先の飲食店に行くと、つい色々な点が気になってしまうんです。
「この店員は、もっとテーブルをきれいにすればいいのに」と思ってしまいます。
「オーダーの受け方や料理の運び方、オペレーションをこうすればもっとスムーズになるのに」と考えてしまいます。
「お客様が困っているのに、こういう時はこういう気配りをすればいいのに」と感じてしまいますね。
これは飲食店に限った話ではありません。
コンビニエンスストアに行っても、同じようなことを考えてしまいますよ。
「レジ裏のゴチャゴチャをきれいにすれば、きっと従業員の意識も変わって売上も変わるんだろうな」とか。
「なんでこんなにトイレが汚いのに、誰も何も改善しようとしないんだろう」とか思ってしまいます。
私に関して言えば、この「人が気づかない細かい点に気づく」というのが、どうやら才能なんだと自分で分析しています。
お客様の目線で物事を捉え、改善点を見つけるという点で、サービス業に向いているのだと、自分でも納得していますよ。(実際にやるやらないは別として、適性があるということです)
あなたの「当たり前」は、周りの「非凡」
才能は、人によって全く違います。
例えば、あなたはパソコンでエクセルやパワーポイントの資料をあっという間に作れる人だとしましょう。
周りの人が四苦八苦しているのを見て、「もっと早くやればいいのに」とか、「このショートカットを使えばもっと早くできるのに」と思うのではないでしょうか。
その場合は、間違いなくその人にパソコンスキルや効率化の才能があるということです。
人って、自分が当たり前にできることや、簡単にできてしまうことが、まわりの人にとっては当たり前ではない、ということに意外と気づかないものなんですよ。
水泳の選手が「息継ぎは簡単だ」と思うように、あなたにとって息をするように簡単にできること、それがあなたの才能なんです。
あなたの「気になる」や「もっとこうすればいいのに」という感情は、あなたがその分野において高い基準を持っていることの証ですよ。
才能を活かして人生を飛躍させよう
もし、あなたの才能に気づくことができたら、次はそれを「どう活かせば周りの役にたてるか」を考えてみてください。
ただ「気づく」だけで終わっては、もったいないですよね。
飲食店での「気になる」なら、友人のお店にアドバイスをしてみる。
パソコンの「効率化の才能」なら、職場の同僚に簡単な操作を教えてあげる。
といった形で、小さな実践からで構いません。
あなたの才能を周りの人に提供し、貢献することで、あなたの人生は飛躍的に伸びることでしょう。
なぜなら、人の役に立つことこそが、自分自身の存在価値や自己肯定感を高め、大きなやりがいにつながるからです。
30代のあなたに伝えたいのは、「気になる、ということは才能ですよ」ということ。
ぜひ、あなたの日常に隠された「気になる」に意識を向けてみてくださいね。
それが、40代からの自己改革の大きな一歩になるはずですよ。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
第一印象を制するために役立つ自己改革のヒントは、私のサイト「ビジネスマン 40代からの自己改革」でも発信しています。
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