やり方より、「あり方」

営業マンって、どんな業種でも入社したらまず最初にマニュアルを徹底的に叩き込まれますよね。

昔みたいに「俺のやり方を盗め」なんて精神論で育てる時代は、もう完全に終わっているはずです。

ロープレをして、反響対応を覚えて、商談フローを理解して、基礎を固めてから実際の顧客対応が始まります。

もちろん、最初に基本を身につけることはとても大事ですよ。

ただ、その“基本が身についてから”こそ、意識してほしい大切なポイントがあります。

それが、「あり方」を整えるということです。

どんなにロープレを繰り返しても、どんなにマニュアルを覚えても、営業マンがどんな心持ちで仕事に向き合うかで結果は本当に大きく変わります。

実際に、「心の姿勢」が整っているかどうかは、驚くほど成果に直結しますね。

例えば、こんな気持ちで働いていませんか?

「ノルマ達成なんて、俺には無理だ」

「自分なんて価値がない」

こういう思いがどこかにあると、自然と態度や振る舞いに出てしまうんですよね。

自分の価値を低く扱っている営業マンって、実は一目見てわかってしまうものです。

・服装がどこかだらしない

・安物ばかりを身に付けている

・机の上が散らかっている(たいてい引き出しの中もぐちゃぐちゃです)

・食生活が乱れがちで不摂生

あなたの周りにも、こういう人いませんか?

こういう状態のままでは、いくらマニュアルを完璧にこなしても、残念ながら“売れる営業マン”にはなれないんですよね。

もしあなたが本当に「デキる営業マン」になりたいと思うなら、まず意識すべきは“自分の価値を高く扱うこと”なんです。

自分自身を大切に扱える人は、自然とお客様のことも大切にできますし、その姿勢は不思議と相手にも本能レベルで伝わります。

だからこそ、一通り業務をこなせるようになったら、「やり方より、あり方」をぜひ意識してみてくださいね。

やり方はあとからいくらでもアップデートできます。

でも、あなた自身の“あり方”が整っていないと、どんなテクニックも活きてこないんですよ。

日々の行動、身だしなみ、心の持ち方。

そういった小さな積み重ねが、最終的には大きな信用につながります。

そしてその信用こそが、営業という仕事の最大の武器になるんです。

「売れる人は特別な能力を持っている」と思われがちですが、実はそうじゃないんですよね。

売れる人は、自分の価値を丁寧に扱い、その姿勢を仕事にも自然と反映させているんです。

だからこそ、お客様から信頼されるし、結果もついてくるわけです。

今日からできることを、少しずつでいいので始めてみてください。

自分を整えることは、お客様の信頼を整えることにもつながりますよ。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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