苦しんでいた10年前の自分に伝えたいこと
私は大学を卒業後、海外で8年ほど飲食業に携わっていました。
海外駐在員のような華やかなイメージではなく、ほぼ毎日遊んでいたようなものです。
このまま飲食業を続けようとは思ってなく、将来に漠然とした不安がありました。
そのくせ、稼ぎたい、大金持ちになりたいという欲求は人一倍強く、野望に満ちていました。
30歳で日本に帰国し、「スーツを着る仕事」をしたいと考え、歩合制の営業職を選びました。
パソコン業務やビジネスコミュニケーションの経験が全くない状態からのデスクワークに、正直かなり戸惑いました。
でも、一番の挫折は「1本も契約が取れなかった」ことです。
年収1,000万円を稼ぎたい、この会社に入れば稼げる。
自分がトップセールスになるイメージを描きながら仕事に臨みましたが、まさかの「2年間受注ゼロ」でした。
入社時の同期、約10人は気づいたらほとんどが退職していました。
周りが契約を取れないから仕方ない、なんて自分を慰めようとしても、契約を取って昇進していく同期もいて、やはり自分の力不足を痛感しました。
入社後半年、あの頃は「そのうち契約が取れるだろう」と甘い期待を抱きながら毎日を過ごしていました。
今思うと、それがいちばんの失敗だったですね。
そこで「これが最後の転職にする」と覚悟を決め、別業態の営業会社に就職しました。
そこでも最初は挫折を味わいました。
でも、少しずつ経験を積み、試行錯誤を繰り返した結果、花開くことができました。
今はその会社で営業責任者として仕事をさせていただいています。
当時の自分が契約をまったく取れなかった苦しい時期も、今思うと、通過点として非常に大事な勉強期間だったと思います。
当時は、とにかくがむしゃらに稼ぎたいと思っていました。
でも、「何をすればいいかわからない」状態でしたよね。
そんな30代の自分に向けて、同じような立場の人たちに伝えたいです。
私もまだ発展途上ですが、ここまで成長してこれたことを、少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。
成長したいと思っている方に、少しでも届けば幸いです。
どんどん記事をアップしますので、ぜひあなたの参考にしてください。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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