40代になって、あなたも会社の要職につきはじめてきたのではないでしょうか。
仕事がデキるビジネスマンに見られたい、昇進の記念に高級な革靴を履きたい、などなど、紳士が足元に気を使い始めるのは、自然な流れですね。
「オシャレは足元から」という言葉があるように、紳士の革靴は、あなたのビジネスマンとしての第一印象に一番、大きな影響を与えます。
靴が汚い人に仕事がデキる人はいません。
逆に、靴さえキレイにしておけば、身の回りの他の部分にも気がまわり、見た目から「仕事がデキる人」になります。
実際に仕事の成果も上がるようになります。
ただ、高級靴といっても、いくら出せばいいのか、どのメーカーを買えばいいのか、迷いますよね。
そこで今回は、高級靴の入口として、あなたが買うべき革靴を紹介します。
どれも、5万円以内で買える革靴です。
ぜひ、最後まで確認してくださいね。
まずはじめに、最後まで読む時間がない、というあなたにオススメの革靴3選を紹介しますね。
オススメの理由はのちほど、説明します。
40代ビジネスマンにオススメの革靴3選を紹介
スコッチグレイン ストレートチップ ASSURANCE(アシュランス)
スコッチグレイン ダブルモンクストラップ ODESSA(オデッサ)
スコッチグレイン プレーントゥ ASSURANCE(アシュランス)
10万円以上の革靴を買う前に知っておくべきこと
ボーナスが出たから奮発して、10万円以上する高級靴を買ってみようか。
高級靴初心者のあなたがもし、ジョンロブやエドワードグリーンの革靴の購入を考えているなら、買う前に知っておくべきことがあります。
10万円以上する高級靴は「メンテナンスにお金がかかります」
街中にある靴修理屋さんでは、仕上がりが不安なため、各メーカーや専門店で頼むことになります。
まず、購入してから、履く前に「つま先補修」が必要になります。
10万円以上する高級革靴は靴底部分の革(ソール)がとても固く作られています。
ソールが固いと、歩くときにつま先に負担がかかってしまい、あっという間につま先がすり減ってしまいます。
これを防ぐために、まず、つま先補修が必要になります。
そして、オールソール(靴底の張替え)に4万円ほど、かかります。
10万円以上する高級靴の靴底は最初はとても固いですが、履きなじんでくると、自分の足にもあってきて、履き心地もよくなります。
しかし、靴底も本革なので、雨など、濡れた路面で靴底が水に濡れると、消耗が早くなってしまいます。
水に濡れなくても、週に3回ほど、履いていたら一年に一回はオールソールが必要になります。
実際にわたしが経験したことですが、デパートの靴売り場の店員さんからは買う前に「すぐに履けますよ、靴底の交換は滅多に必要ないですよ」など言われました。
おそらく店員さんも、店頭に並んでいるすべての靴を履いたことがあるわけではないです。
あなたが買おうとしている靴がメンテナンスにどれくらいの費用と労力がかかるか、知らないのも無理はないですね。
もちろん、これらの高級靴は革も最上級で慣れれば履き心地もよく、履いている人の気持ちを引き締めてくれます。
もし、あなたがメンテナンス費用を惜しまないのであれば、いきなり10万円以上の高級靴を買ってもいいと思いますが、最初のうちは「失敗をしても痛くない金額」の靴から初めてもいいのではないでしょうか。
40代男性、高級靴の入口にふさわしい革靴とは
まずはじめに、40代のあなたが、革靴選びに迷っていたならば、迷わず買うべきは「スコッチグレイン」の靴です。
スコッチグレインとは、1964年創業のヒロカワ製靴が展開する国内ブランドです。
職人の高い技術が必要となる「グッドイヤーウェルト製法」という、履けば履くほど、足になじんでいく製法を取り入れております。
また、日本人の足を形や骨格からくる歩き方の特徴まで、徹底的に研究しているため、日本人の足を一番、理解しているメーカーともいえます。
国内自社上場で一貫生産を行い、良質の革を使った靴をお求めやすい価格で提供しております。
革靴は履き続けることで、その人ならではの「味」が醸し出されていきます。
スコッチグレインの靴はメンテナンスがしやすいため、履けば履くほど、あなたらしい存在感を醸し出してくれることでしょう。
なぜ、スコッチグレインがオススメなのか
高級紳士靴といえば、国内・海外メーカー含めて、いくつも存在します。
価格も3万円台から数十万円するものまで、さまざまです。
その中で、あなたにスコッチグレインをおススメするにはワケがあります。
しっかり説明しますので、最後まで確認してくださいね。
スコッチグレインがおすすめの理由
- デザイン性
- 良質な素材
- 耐久性(メンテナンスのコストパフォーマンス)
- 歩きやすさ
- 幅広いサイズ展開
ひとつずつ、説明しますね。
デザイン性
スコッチグレインがおすすめの理由、一つ目はデザイン性です。
紳士用革靴は単色でシンプルな型ですが、どのメーカーの靴も決して同じ型・デザインの物はありません。
スコッチグレインの革靴は洗練された都会的なフォルム、艶やかなツヤが特徴です。
たまに、靴先が、とがった革靴を履いている人を見かけますが、自己主張が強い人と思われてしまいます。
逆に、つま先が丸すぎても、カジュアル感が出てしまい、スーツには合いません。
その点、スコッチグレインの革靴はつま先が絶妙な丸さをしていて、とても上品なフォルムとなっております。
また、コバの幅もバランス良く、作られております。
コバとは、靴底の側面のことです。
コバの厚さや幅で靴のフォルムに大きく影響します。
コバの幅が大きいとカジュアルなイメージになります。
細ければいいというものでもなく、製法として、靴のつくりに欠かせない部分です。
また、コバは劣化がしやすく、ホコリが溜まったり、色あせたりしやすい部分で、コバが色あせてしまうと、靴全体がみすぼらしくなってしまうことがあります。
スコッチグレインの靴のコバは他のメーカーの靴のコバと比べて、劣化がしにくいです。
いつも黒く艶やかなツヤをはなっているため、靴全体を引き締めてくれて、美しいフォルムを常に保っていてくれます。
あなたの普段のスーツにもバッチリ合い、足元を固めてくれますよ。
良質な素材
スコッチグレインがおすすめの理由、二つ目は良質な素材を使用している点です。
フランス・ドイツ・イタリアなどのヨーロッパ諸国をはじめ、日本の姫路まで、世界中の良質の革を仕入れ、自社選定によるグレード分けを行っております。
革は一枚ずつ、違った個性を持っており、肌目や筋目が異なります。
自然素材ならではの、血管の跡や成長のシワ、虫さされ跡がありますが、熟練の職人が選別し、自然の風合いを感じられるように革を裁断し、製品化しています。
自然素材である革ならではのツヤ、質感を楽しむことができますよ。
耐久性(メンテナンスのコストパフォーマンス)
スコッチグレインがおすすめの理由、三つ目は耐久性です。
革靴は適正な頻度で正しいメンテナンスを行えば、何十年と履き続けることができます。
履き続けることで革がなじみ、より美しいツヤ、履き手にあった型に変化していきます。
おもなメンテナンスとしては、革のお手入れ、靴底、かかとのお手入れがあります。
その中で一番、気になるのが「かかとのすり減り」です。
駅の階段で目の前の人のかかとがすり減っている、あなたも見たことはあるのではないでしょうか。
そんな靴を履いていたら、とても恥ずかしいですよね。
かかとのすり減りは誰にでもあるので、定期的に交換すべき、靴のメンテナンス箇所です。
スコッチグレインの靴のかかとには特殊素材の硬質ゴムが使われております。
他の高級靴と比べても、かかとのすり減りが圧倒的に少ないんです。
私が履いているスコッチグレインの靴は週に3回履いて3年目になりますが、まだかかとを交換してません。
また、スコッチグレインは製造工場とは別に、補修専門の工場もあるため、オールソールやかかとの交換も、街中の靴修理屋さんと同じくらいの価格で、専門の職人の補修が受けれますよ。
わざわざ行かなくても郵送対応可能なので、全国どこからでも靴の補修をしてくれます。
靴を長く履き続けると、愛着がわいて、メンテナンスも楽しくなっていきますよ。
履き心地
スコッチグレインがおすすめの理由、四つ目は履き心地の良さです。
履き手の体重を支える靴底には、中底、中物、シャンク、本底と、何枚もの層になっていてます。
これらの組み合わせで、履き手の体重の負荷を分散させ、疲れにくい歩き心地を実現しています。
スコッチグレインの靴底には、それぞれ劣化しにくい材質を厳選し、クッション性や反発性、
日本人の歩行に合わせた形状に仕上げています。
中底のコルクは履いてから2~3か月で履き手の足の形になじんでいきます。
履けば履くほど、自分の足になじみ、歩きやすくなりますよ。
直接、足に触れる中底には、汗の吸収速乾性に優れた加工を施しているので、湿気の多い日本の気候にも合わせたつくりになっております。
実際に履いてみると、見た目の重厚感の割にはとても軽いですし、足の蒸れも感じません。
歩いても「疲れにくい」革靴といえるでしょう。
幅広いサイズ展開
スコッチグレインがおすすめの理由、五つ目は幅広いサイズ展開です。
スコッチグレインの靴は23.5cmから5mmずつ27.0cmまで、そして足の横幅に合わせて4段階、全部で32通りのサイズ展開をしております。
靴を履いてみて、「長さはピッタリだけど、横幅がきつい」なんて感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
スコッチグレインの靴は足囲といって、足の横幅も5㎜ずつ4段階に合わせて取り揃えております。
欧米人に比べて横幅が大きい日本人の足にも、幅広く対応しているので、あなたにピッタリのサイズが見つかりますよ。
スコッチグレインのサイズの選び方
それでは、実際にスコッチグレインの靴を選ぶ際のサイズの選び方を説明しますね。
サイズの選び方はとても簡単です。
- あなたの足長と足囲(横幅)を測ってください
足長(長さ)→ かかとの後端から最も長い足指の前端までの長さ
足囲(太さ)→ 足の親指の付け根の一番出ているところと、小指の付け根の一番出ているところを結んだ周囲の長さ
- 下の表にあてはめてみてください。
E~EEEEの表記が足囲です。
あてはまった足長のサイズ、足囲のサイズが、あなたにぴったりのサイズです。
足の太さを表す足囲は5㎜ずつ、上下のサイズを選んでも大丈夫です。
足の長さに余裕を持たなくていいか、不安に思われるかもしれませんが、スコッチグレインの靴は履き始めは「ちょうどいい」か「少しきつく感じる」位のサイズを選んだほうがいいです。
履いていくうちに、足になじんでちょうどいいサイズ感になるためです。
もしあなたが、履き始めに余裕のあるサイズを選んだ場合、すぐにブカブカになってしまいますよ。
ここまで、高級革靴が初めて、というあなたにスコッチグレインがおすすめの理由と、スコッチグレインを履くときのサイズの選び方を説明しました。
いよいよ、あなたにオススメのスコッチグレインの靴3選を紹介しますね。
これさえ押さえれば、すべてのビジネスシーンで通用する靴です。
ぜひ、確認してくださいね。
オススメのスコッチグレインの革靴3選
ストレートチップ ASSURANCE(アシュランス)
ストレートチップとは、つま先の革が横一文字に切り返されたデザインで、数ある革靴の種類のなかでも最もフォーマルな形です。
黒のストレートチップを履いていれば、どんな場面でも通用するので、大人としてもぜひ一足、持っていたい靴です。
スコッチグレインの「ストレートチップ アシュランス」は国産高級カーフを使用し、上品な光沢と飽きのこないシンプルなデザインです。
ストレートチップは甲先の革にシワがつきにくいので、履けば履くほど、甲先と甲部分の革のエイジングのギャップが出てきて、カッコよくなりますよ。
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ダブルモンクストラップ ODESSA(オデッサ)
ダブルモンクストラップは紳士靴の世界で唯一、フォーマルな装いとして通用する「紐なし靴」です。
紐をほどいたり、結んだりしなくていいので、脱ぎ履きがしやすい点が特徴です。
仕事でお客さんの家に行く人など、普段、靴の脱ぎ履きを頻繁に行う人にオススメです。
スコッチグレインの「ダブルモンクストラップ オデッサ」は高級カーフの輝きと、ストラップの輝きがマッチした、上質な仕上げとなっております。
見飽きることのない、洗練されたフォルムは「コバの矢筈仕上げ」によるものです。
矢筈(やはず)仕上げとは靴底の側面であるコバを斜めに削りだす、日本特有の技法です。
コバの幅が小さく見え、靴全体をシャープに見せてくれます。
ジーパンやチノパンなど、休日のカジュアルスタイルにも合わせられますよ。
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プレーントゥ ASSURANCE(アシュランス)
プレーントゥとは、つま先や甲に装飾やステッチが施されていない、シンプルなデザインの靴です。
シンプルなだけに、革の質感や靴のフォルムがとても、重要になってきます。
とくに、コバの部分はプレーントゥの靴で一番、目につくポイントです。
スコッチグレインの「プレーントゥ オデッサ」は国産カーフを使用しているため、なめらかで光沢のある仕上がりになっています。
コバの幅も控えめなデザインで、横幅のあるEEEの型に見えないくらい、シャープなフォルムとなっております。
紐の強弱で横幅を調整できるので、あなたに合った靴幅で履くことができます。
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革靴を長持ちさせるコツは「毎日履かないこと」です。
一日履いたら、シューキーパーを入れて一日は置くようにしましょう。
雨の日には履かないほうがいいですが、じゃあ、何を履けばいいの?
そんな方にはこちらの「シャインオアレインシリーズ」をおススメします。
ストレートチップ SHINE OR RAIN Ⅳ(シャインオアレインⅣ)
こちらの「シャインオアレインシリーズ」は靴底がゴム仕様となっています。
雨の日に履いても靴底を痛めることがないですし、滑りにくいので、梅雨の時期の強い味方といえるでしょう。
他のスコッチグレインの靴と併せて持って、履き回しの一足に入れてもいいですよ。
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以上、あなたにオススメするスコッチグレインの革靴の紹介でした。
いくつか揃えて、ローテーションで履くと、靴が長持ちしますよ。
まとめ
今回、紹介した靴はどれも、3万円から5万円で買える靴です。
世界中、どこを探しても、スコッチグレインの靴ほどコストパフォーマンスの良い高級革靴はないでしょう。
あなたが、これから高級紳士靴を履いてみたいのであれば、まずはスコッチグレインを履いてみてください。
高級靴のメンテンスや履き心地を体感してみて、次のメーカーを探すのもよし、です。
ただ、一度スコッチグレインを履いてしまうと、「ずっとスコッチグレインがいい」というリピーターになる人も多いので、あなたの好みに合わせて履いてみてください。
スコッチグレインの革靴はあなたの見た目を足元から格上げしてくれること、間違いなしです。
スコッチグレインの革靴を履いて、40代からの仕事の成果につなげていきましょう。