『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』要約&感想|40代からの自己改革に効くビジネス書レビュー【デキるビジネスマンの読書習慣】

40代は、キャリアの折り返し地点。 

仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。 

そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。 

中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。 

成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。 

このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。 

スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。 

ぜひ最後まで読んでくださいね!

『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』

今回ご紹介するのは、世界中でベストセラーとなった『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』です。 

著者は医師であり統計学者のハンス・ロスリングさん。 

TEDトークでも有名なので、ご存じの方もいるかもしれませんね。 

この本のテーマは、「世界を正しく見る力を身につけよう」ということ。 

言い換えれば、思い込みや先入観にとらわれず、データや事実に基づいて物事を判断できるようになろう、というメッセージです。 

私たちはつい、「世界はどんどん悪くなっている」とか、「貧困が広がっている」と思ってしまいがちですが、実際のデータを見るとまったく違うんですよね。 

それをわかりやすく教えてくれるのが、この『FACTFULNESS』です。 

人間の「思い込みグセ」を暴く

本書の冒頭では、いくつかのクイズが出されます。 

たとえば、「世界中の女児の何%が初等教育を受けているか?」とか、「世界の平均寿命は?」といった問いです。 

これがまあ、驚くほどみんな間違えるんです。 

なんと、チンパンジーにランダムに選ばせたほうが正答率が高いという…(笑) 

それだけ私たちの“直感”って、あてにならないってことなんですね。 

この「直感の罠」こそが、本書のキーポイント。 

著者は、人間がよく陥りがちな“10の本能的な思い込み”を紹介しています。 

たとえば「分断本能(対立を強調してしまう)」「ネガティブ本能(悪いニュースにばかり目がいく)」「恐怖本能(危険を過大評価してしまう)」などなど。 

どれも、「あ〜、あるある!」と共感できるものばかりでしたよ。 

なぜビジネスマンにこそ必要な一冊なのか?

この本、ただの「教養本」ではないんですよね。 

むしろ、ビジネスマンにとってはめちゃくちゃ実用的。 

なぜなら、今の時代、思い込みや感情で判断することはビジネスのリスクそのものだからです。 

情報過多の時代、世の中には煽り記事や極端な論調があふれていますよね。 

SNSやニュースで毎日流れてくる“断片的な情報”に振り回されていては、冷静な判断なんてできません。 

『FACTFULNESS』は、「感情ではなく、事実で考える」思考のクセを鍛えてくれるんです。 

プレゼン資料を作るときも、部下に説明するときも、経営判断をする場面でも、「正しいものの見方」を持っているかどうかって、めちゃくちゃ大事なんですよ。 

「世界は思っているよりずっと良くなっている」

この本を読んで一番衝撃だったのが、「世界の現状を知れば知るほど、未来に希望が持てる」ってことです。 

「いやいや、戦争もあるし、環境問題も深刻だし、悪いことばかりでしょ?」って思いますよね。 

でも、長期的なデータを見ると、世界はどんどん良くなってるんですよ。 

極度の貧困に苦しむ人の数は半分以下に減り、教育や医療も広がり、寿命も延びている。 

私たちが学校で習った頃とは、世界の現実は大きく変わっているんですね。 

その変化を知るだけでも、ちょっと心が軽くなります。 

自分の仕事も、「ほんの少しでも社会をよくする一部なんだ」って思えるようになりますよ。 

感想:読むたびに視野が広がる、まさに“思考のストレッチ”

『FACTFULNESS』は、一気に読むというよりも、何度も繰り返し読み返したくなる本ですね。 

それくらい、示唆に富んだ内容が詰まってます。 

そして何より、読んだあとに自分の“情報の取り方”が変わります。 

ニュースを見ても、「これは事実か?感情的な演出では?」と自然に考えるクセがつくようになるんですよ。 

40代って、仕事も人生もある程度の経験値がついて、つい「知っているつもり」になりやすい時期。 

でも、この本を読むと、「まだまだ思い込みに縛られてたな」と気づかされるんですよね。 

それって、めちゃくちゃ成長のチャンスでもあると思います。 

まとめ:ビジネスマンの“情報リテラシー筋”を鍛える一冊

いかがでしたか? 

『FACTFULNESS』は、単なる統計の本ではなく、「生き方」を変えてくれる一冊だと感じました。 

自分の視野を広げたい。 

判断力を磨きたい。 

感情に流されず、冷静に物事を見極めたい。 

そんなビジネスマンには、ぜひ読んでほしいです。 

読む前と読んだ後で、ニュースの見え方すら変わりますよ。 

一生使える“思考の道具”を手に入れるつもりで、ぜひ読んでみてください!

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