『マインドセット』要約&感想|40代からの自己改革に効くビジネス書レビュー【デキるビジネスマンの読書習慣】

40代は、キャリアの折り返し地点。 

仕事にも人生にも慣れてきた一方で、「このままでいいのか?」と立ち止まる時期でもあります。 

そんな時にこそ、自分をアップデートする“自己投資”が欠かせません。 

中でも「読書」は、費用対効果が抜群の自己改革ツールです。 

成功者たちの思考やノウハウを、たった数千円で学べる読書は、まさに「人生を変える習慣」といっても過言ではありません。 

このカテゴリーでは、40代ビジネスマンにこそ読んでほしい、厳選されたビジネス書を紹介していきます。 

スキルも思考もアップデートしたいあなたへ、さっそく今回の一冊をご紹介します。 

ぜひ最後まで読んでくださいね!

『マインドセット』

今回紹介するのは、心理学者キャロル・S・ドゥエックによる名著『マインドセット』です。 

この本は一言で言えば、「成功する人とそうでない人の違いは、才能よりも“考え方”にある」ということを教えてくれる一冊ですね。 

タイトルにもなっている「マインドセット」とは、物事の捉え方、思考のクセのこと。 

そして本書ではマインドセットを「固定マインドセット(Fixed mindset)」と「成長マインドセット(Growth mindset)」の2種類に分けています。 

固定マインドセットの人は、「自分の能力は変わらないもの」と信じていて、失敗を恐れたり、自分が能力不足だとバレることを極端に避けようとします。 

一方、成長マインドセットの人は、「努力次第で能力は伸ばせる」と考え、挑戦や失敗を前向きに捉えるんですね。 

この違いが、キャリアでも人生でも、圧倒的な差を生み出す。 

それが本書の一番大事なメッセージなんですよ。 

本の中では、スポーツ選手、ビジネスリーダー、教育現場など、さまざまな事例を挙げてこの「思考の違い」が結果にどう影響するのかが語られています。 

たとえば、あのマイケル・ジョーダンも最初から天才だったわけではなく、むしろ「努力の人」。 

彼のように「成長できる」と信じて取り組んだ人こそが、最終的に大きな成果を出すんですね。 

読んでいて、何度もハッとさせられましたよ。 

「自分には無理だ」「もう年齢的に遅いかも」と思っているその思考こそが、自分の可能性を狭めていたんだな、と。 

まさに40代の今こそ、読みたい一冊だと実感しました。 

特に印象に残ったのが、「能力を証明しようとするのではなく、能力を育てようとせよ」という一節です。 

つい、他人と比較して自分を大きく見せようとしてしまいがちですが、それよりも「昨日の自分より一歩でも前へ進もう」とする姿勢が大事なんですよね。 

あと、ビジネスシーンでよくある「完璧を求めすぎて行動できない」って状態。 

これも固定マインドセットが原因かもしれないと気づかされました。 

失敗を恐れず、まずはやってみる。 

そして、やりながら成長していく。 

そんな思考に切り替えられたら、仕事も人生もどんどん前向きになりますよね。 

成長マインドセットを身につけるために、本書では実践的なアドバイスも豊富に紹介されています。 

例えば、「失敗したときにどう考えるか」「部下や子どもにどんな声をかけるべきか」など、すぐに使えるヒントが盛りだくさんなんです。 

そしてなにより嬉しいのが、「成長マインドセットは誰でも後から身につけられる」ということ。 

年齢も職業も関係ない。 

今日からでも、ちょっとした思考のクセを変えることで、未来が大きく変わる可能性があるんです。 

40代になって、「今さら変われない」と思っていた自分にとって、この一冊はまさに目からウロコの連続でした。 

もし今、キャリアに迷いや行き詰まりを感じているなら、この『マインドセット』は確実に役に立ちます。 

「変わりたいけどどうしていいかわからない」そんな時こそ、読んでほしいですね。 

読みやすく、事例も豊富で、ぐいぐい引き込まれました。 

心理学の本というよりも、自分を見つめ直す“人生指南書”のような感覚。 

読後には、ちょっとずつでも「変われるかも」と思える前向きな気持ちになれますよ。 

あなたのマインドセットが変われば、部下との接し方、上司との向き合い方、家族との関係まで、すべてに変化が現れるはずです。 

このタイミングでこの本に出会えたら、きっと40代のこれからがもっと充実したものになると思います。 

というわけで、キャロル・S・ドゥエック著『マインドセット』。 

自己改革を志す40代ビジネスマンに、心からおすすめしたい一冊です。 

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